離婚前提婚~冷徹ドクターが予想外に溺愛してきます~
もしかして夢なんじゃないかと思っていたけど、どうやらこれは現実らしい。
憧れだった笠原先生にプロポーズ、もとい契約結婚をもちかけられてから二日目に婚姻届を書いて提出しにいくことになった。
「ここが笠原先生の家……」
婚姻届を書くため、そして結婚するからには共同生活をするべきだという先生の言葉に従い、私は少しの荷物を持って笠原先生の家を訪ねた。
そう、先生は結婚もしていないのに一軒家を持っているという。
やっぱり変わってるなあと思いながら来てみると、あまりのきれいさに驚いた。
新しい家が集まっている地域に建つそれは、真っ白な箱みたいだった。
「上がって。今日からここが俺たちの新居だ」
「新居……」
玄関の中も壁紙は一面白で、家具は基本モノトーン。必要最低限しか置いていないように見える。
二階建てのそれは広々としていて、生活感がない。
「どうしてこんなにものがないんですか」
やたらと物が溢れているうちの実家とは大違いだ。
実家はまず、冬になるとこたつになるテーブルの上にお菓子とお母さんの薬とリモコンとティッシュの箱がごちゃっと置いてある。
憧れだった笠原先生にプロポーズ、もとい契約結婚をもちかけられてから二日目に婚姻届を書いて提出しにいくことになった。
「ここが笠原先生の家……」
婚姻届を書くため、そして結婚するからには共同生活をするべきだという先生の言葉に従い、私は少しの荷物を持って笠原先生の家を訪ねた。
そう、先生は結婚もしていないのに一軒家を持っているという。
やっぱり変わってるなあと思いながら来てみると、あまりのきれいさに驚いた。
新しい家が集まっている地域に建つそれは、真っ白な箱みたいだった。
「上がって。今日からここが俺たちの新居だ」
「新居……」
玄関の中も壁紙は一面白で、家具は基本モノトーン。必要最低限しか置いていないように見える。
二階建てのそれは広々としていて、生活感がない。
「どうしてこんなにものがないんですか」
やたらと物が溢れているうちの実家とは大違いだ。
実家はまず、冬になるとこたつになるテーブルの上にお菓子とお母さんの薬とリモコンとティッシュの箱がごちゃっと置いてある。