離婚前提婚~冷徹ドクターが予想外に溺愛してきます~
「どうかしましたか?」
廊下まで声が聞こえたのか、看護師長が顔を出す。
「興奮されているようです。薬を処方しますので、内服するように担当看護師に伝えてください」
「あ、はい……安藤さん、大丈夫ですか」
師長が近づくと、外面のいい菜美恵はべそべそと泣いてソファに座り込む。
なだめられる彼女に背を向け、俺は病室から外に出た。
こんなに冷たい男とは結婚できない。
そう思ってくれるといいんだが、相手は普通じゃない。
とりあえず、言うことは言った。
あとは相手の出方次第だ。
俺は頭を切り替え、次のオペの予定のことを考える。
菜美恵のことなど、すぐに意識から消え失せていた。
**
廊下まで声が聞こえたのか、看護師長が顔を出す。
「興奮されているようです。薬を処方しますので、内服するように担当看護師に伝えてください」
「あ、はい……安藤さん、大丈夫ですか」
師長が近づくと、外面のいい菜美恵はべそべそと泣いてソファに座り込む。
なだめられる彼女に背を向け、俺は病室から外に出た。
こんなに冷たい男とは結婚できない。
そう思ってくれるといいんだが、相手は普通じゃない。
とりあえず、言うことは言った。
あとは相手の出方次第だ。
俺は頭を切り替え、次のオペの予定のことを考える。
菜美恵のことなど、すぐに意識から消え失せていた。
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