離婚前提婚~冷徹ドクターが予想外に溺愛してきます~
「ありがとうございました」
「はい。じゃあ、オペの予定表など、書類を持って帰ってください」
私たちが診察室を出るのと入れ替わりに、外来の事務員さんが診察室へ駆け込む。
「すみません先生、ちょっと相談が」
「なんですか?」
ドアを閉めようとした私はドキッとした。
笠原先生の声が、いきなり冷たくなったような気がしたからだ。
「あの……私のミスなんですけど」
事務員さんはどうやら、患者さんに渡す書類を間違えてしまったらしい。
Aさんに渡す書類をBさんに渡してしまった。あるあるなミスだ。
個人情報の観点で、実によくないミス。
「それで、僕にどうしろと?」
「え、えっと」
「それは他の事務員か看護師に相談してください。そして、あなたのミスなのであなた自身が患者さんに連絡して謝罪しなさい」
バッサリとぶった切られた事務員さんは青くなり、テンパりながら診察室を出ていく。
そりゃそうだけど、ちょっと冷たいんじゃ。
事務員さん、先生に助けてほしかったんじゃないかな。
「はい。じゃあ、オペの予定表など、書類を持って帰ってください」
私たちが診察室を出るのと入れ替わりに、外来の事務員さんが診察室へ駆け込む。
「すみません先生、ちょっと相談が」
「なんですか?」
ドアを閉めようとした私はドキッとした。
笠原先生の声が、いきなり冷たくなったような気がしたからだ。
「あの……私のミスなんですけど」
事務員さんはどうやら、患者さんに渡す書類を間違えてしまったらしい。
Aさんに渡す書類をBさんに渡してしまった。あるあるなミスだ。
個人情報の観点で、実によくないミス。
「それで、僕にどうしろと?」
「え、えっと」
「それは他の事務員か看護師に相談してください。そして、あなたのミスなのであなた自身が患者さんに連絡して謝罪しなさい」
バッサリとぶった切られた事務員さんは青くなり、テンパりながら診察室を出ていく。
そりゃそうだけど、ちょっと冷たいんじゃ。
事務員さん、先生に助けてほしかったんじゃないかな。