雅くんはどこまでも追いかけてくる
私なんかよりも恋をたくさんしてきていて、中学校の時とか、「〇〇くん好きになっちゃった!」なんて、しょっちゅう言ってた。


「好きて何って言われたってねー、そんなの気にしたこともなかったよ」


「え、だって、今の彼氏さんとは?」


今、三羽ちゃんは同じ学校の一つ年上の先輩と付き合っているみたい。



「えっ、なんか、いつの間にか好きになってた、、」

「えー!!それって好きなの?!」

「好きだよー!!でも、一緒にいたら楽しいとかさ、まぁ、その人にだけにしか出てこない感情があるのは確かかな…」


その人だけにしか出てこない感情……

「そうなんだ…」 

「分かってないでしょー」

と、いいながら、私が持ってきた、三羽ちゃんが大好きなケーキをフォークでぐさっとさしていた。



「紗奈も、きっとわかるようになるよ、」

三羽ちゃんは私の頭を撫でてくれた。


そうゆうときだけ、三羽ちゃんが大人に見える。
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