僕らは今日死んだので、これから先は天国です
「お待たせしました。山盛り苺のパフェです」

周りの女の子達は、届いたパフェの写真を嬉しそうに撮っている。

僕は興味がないので、そのまま食べ始めようと思ったが……

「一葉に見せようかな……」

そう呟くと同時に、気づいたら携帯を取り出していた。

カシャっと携帯のシャッターを切り、撮った写真を確認する。

へ、下手すぎる……。

今まで写真などほとんど撮ったことがないので、全然美味しそうに見えない。

それでも、何故かもうすでに満足だった。

今度、一葉に見せよう。

そう決心した僕は、スプーンを持ち、パフェを食べ始めた。
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