僕らは今日死んだので、これから先は天国です
「小さい頃から知っているんだ。どうにか出来ないかと考えない日はないよ」
「山川先生」
「うん?」
「僕、先生には感謝しかありません。もちろん、看護師さんにも。先生も看護師さんも親身になってくれていること、僕の病気に真剣に向き合ってくれていること、しっかりと伝わっています」
「瑞樹くんも大人になったねぇ。本当にしっかりしてるし、優しい」
「優しい……?」
「ああ。うーん……なんていおうか……。これからの言葉は医者としてではなく、一人の瑞樹を小さな頃から知っている人間として聞いて欲しいんだけど」
「君は優しい。お礼も言えるし、気も遣える。それは、とても凄いことだ。それでもね、優しい人だからこそもっと自分勝手に生きても私は良いと思うんだ。優しい人間が少し自分勝手に生きたところで、最低な人間にはならないだろう。だから、人に気を使いすぎて、疲れないでほしい。瑞樹くんの人生は瑞樹くんのものなのだからね」
先生の隣で、看護師さんも優しく微笑んでくれる。
「山川先生」
「うん?」
「僕、先生には感謝しかありません。もちろん、看護師さんにも。先生も看護師さんも親身になってくれていること、僕の病気に真剣に向き合ってくれていること、しっかりと伝わっています」
「瑞樹くんも大人になったねぇ。本当にしっかりしてるし、優しい」
「優しい……?」
「ああ。うーん……なんていおうか……。これからの言葉は医者としてではなく、一人の瑞樹を小さな頃から知っている人間として聞いて欲しいんだけど」
「君は優しい。お礼も言えるし、気も遣える。それは、とても凄いことだ。それでもね、優しい人だからこそもっと自分勝手に生きても私は良いと思うんだ。優しい人間が少し自分勝手に生きたところで、最低な人間にはならないだろう。だから、人に気を使いすぎて、疲れないでほしい。瑞樹くんの人生は瑞樹くんのものなのだからね」
先生の隣で、看護師さんも優しく微笑んでくれる。