ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「ルールーもエリナもあいかわらず仲良しでかわゆらしいのう」

 アクアブルーとオーシャングリーンが溶けて合わさったような輝く長い髪に、海の中で鮮やかな色を放つ珊瑚のような赤い瞳を持つ、ロングドレスをまとった若き美女が現れて、ふたりの女の子を愛おしげに見た。

「エリナたん、ご招待ありがとう。今日は良き尻尾日和じゃのう、ほっほっほ」

 ……見た目は若いのだが、ちょっぴりおばあちゃんっぽかった。

「えーなになに、尻尾日和なんて初めて聞いたけどー初耳ー」

 その後ろから、陽の光を反射して淡い緑色に光る長い銀髪に、良質のエメラルドのような澄んだ緑の瞳をした美青年が続いて現れた。

「わたしのおなかは今日も美味しいもの日和だよ! エリナちゃんの尻尾が生えたお祝いのご馳走、すごく楽しみにして来たんだ!」

「ユーっちは、尻尾の可愛さを見に来たのではないのか?」

 素早く子猫を抱き上げて、柔らかなお耳に頬ずりをしながら美女は呆れたような声で言った。

「エリナの白い尻尾を愛でながらごはんを食べる会、なんだよね? えっ、違ったかな? フーっち、そんな目で見るのはやめてよ」

 ……黙っていれば美青年なのだが、口をきくと残念感が溢れ出していた。

 このふたりは、こんな感じであるが、フィフィール国の守護妖精である大はまぐりのフーラアヌと、マーレン国の守護妖精のユーディリシェイラミアムスである。
< 137 / 241 >

この作品をシェア

pagetop