ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「まあまあ、お茶でも飲んで落ち着くのですぅ」

「お菓子もあるけど、よかったらつまむかい? サファンはお昼ごはんは済んでるのかな」

 ミメットはエリナ用に買ってきてあったお菓子を器に入れて、テーブルに置く。

「済んでるよ、ミメット。ありがとう」

 コレットがお茶を淹れて、みんなに配った。エリナはカップを持って美味しいお茶を飲み、ふうとため息をついてから言った。

「コレットちゃんの淹れたお茶は、静かな森の中の陽だまりのように落ち着くにゃんね……ええと、レミレアさんのお姉さんの結婚式に花を添える、美味しいものを考えればいいんですよね。わかりました」

「よろしいのですか⁉︎」

 サファンはカップを持つ手を止めた。

「今、ラミリカの結婚式って言った? それは思いきり瑣末な私事じゃないか。レミレアはそんなことを忙しいエリナちゃんにお願いしにきたの?」

「だって……お姉様が喜ぶと思ったのですもの。お姉様が一番好きなものを結婚祝いにしたかったのですわ」

「自分の欲求のために相手の都合を考えずに話を進めるのは、良くないね。特に、貴族の立場でものを言うのは良くない」

 決して上から命令するような態度ではなかったのだが、サファンに軽く睨まれたレミレアは「わたしの浅慮でございました、申し訳ございません」と俯いて涙ぐんでしまった。

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