ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
 結局、稲荷寿司に魅せられた狐たちの手からエリナを守るため、ルディはフェンリルの姿になって彼女を背中に乗せた。

 妖精獣が威圧すると、さすがの狐たちも我にかえった。彼はゆっくりと花嫁のところに行き、ラミリカとエリナを合わせた。

「ラミリカさん、おめでとうにゃん。いつも青弓亭を贔屓にしてくれてありがとう」

「エリナ様、来てくださってありがとうございます。お会いできて嬉しいですわ。そして、素晴らしい料理のご紹介もしてもらえて光栄でございます」

 美しい狐の花嫁だったが、『抱っこしたい、今すぐかわゆいエリナたんを抱っこしたいーっ!』という内心の葛藤を隠しているせいか少し鼻息が荒い。

「では、引き続き良きパーティーを!」

 フェンリルはそう告げると、ゆっくりとホールをあとにした。
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