俺が貴女を護ります~エリート海上自衛官の溺愛~
6話 つぎは君の左薬指に指輪を
航平が出港してから、約2ヶ月が経った頃。
これまで沈んでいた結芽の気持ちがやっと回復することとなる。
「航平くん、帰ってきたんだ!」
「へえ、良かったじゃん」
「もう、なんだか寂しくってさ」
「結芽。それはもう結婚しかないよ」
「すぐそう言うんだから、夏希は」
航平が帰港したことをメッセージで知った。帰港したもののしばらく忙しいそうだが、来週から休みのようだったので、土曜日にデートをするということが決まり、結芽は喜びを隠しきれない。
夏希に電話をかけると、思わず大きな声で話してしまう。
「進展があるといいね。そのデートで」
「ふふ。あるかなぁ」
「鳴海もそろそろ動くでしょ! 楽しみにしておくよ、報告!」
「うん、ありがとう」
「じゃ、切るね」
「うん、じゃあね」
通話画面を閉じると、航平からの連絡の履歴を見て、顔がほころぶ。
これまで沈んでいた結芽の気持ちがやっと回復することとなる。
「航平くん、帰ってきたんだ!」
「へえ、良かったじゃん」
「もう、なんだか寂しくってさ」
「結芽。それはもう結婚しかないよ」
「すぐそう言うんだから、夏希は」
航平が帰港したことをメッセージで知った。帰港したもののしばらく忙しいそうだが、来週から休みのようだったので、土曜日にデートをするということが決まり、結芽は喜びを隠しきれない。
夏希に電話をかけると、思わず大きな声で話してしまう。
「進展があるといいね。そのデートで」
「ふふ。あるかなぁ」
「鳴海もそろそろ動くでしょ! 楽しみにしておくよ、報告!」
「うん、ありがとう」
「じゃ、切るね」
「うん、じゃあね」
通話画面を閉じると、航平からの連絡の履歴を見て、顔がほころぶ。