同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました
まだ2度しか来ていないのに、なんとなく懐かしい感じのする食堂のガラス戸を開けると、もう満員だった。
「あっ、田中さんっ。
お疲れ様です~」
とめぐるが言ってくる。
「忙しそうだな、手伝おうか」
とんでもないです~、と言いながら、めぐるは料理を運んでいた。
「ママー、おなかすいたー」
と小さな男の子が椅子で足をぱたぱたさせている。
「ごめんね。
もうちょっと待ってね~」
と言ったあとで、めぐるは、
「あ、そうだ。
これ、あげるよ。
私が作った――」
とエプロンのポケットからなにか出そうとする。
まさか、菓子かっ?
スランプ中なのにっ、
と思ったが、めぐるがポケットから出してきたのは、折り紙だった。