同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました
「ありがとう、めぐるちゃんっ」
とその子はめぐるが作ったパッチンカメラで遊んで待っていた。

 その親子のところに、やがて、料理が来る。

 離乳食を食べている女の子を膝に抱えた母親は唐揚げ定食、息子はオムライスだった。

 師匠と話が合いそうだ、とその子を見ていたが。

 そのうち、母親が食べている甘辛ダレのかかった熱々の唐揚げが気になりはじめた。

 大きすぎず、小さすぎず、食べやすそうなサイズ。

 ねっとりと茶色いタレの上のネギの緑が鮮やかだ。

 なんて、ほかほかの白ごはんに合いそうなおかずっ。

 そこで、母親が言う。
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