夜の帝王の一途な愛
「だからどうしていいか分からなくて」
あ~言ってしまった、絶対この年齢で経験ないっておかしいと思っているよね。
彼が口を開いた。
「よかった、絶対俺嫌われたと思ったよ、ほかに好きな人出来て出ていくって言われたらどうしようって焦った」
彼はテーブルから立ち上がり、私の方へ歩み寄って私を抱き寄せた。
「分かった、ゆっくりとちょっとずつ進んで行けばいいかな」
私はなんて答えればいいか迷っていた。
「もしかして、キスも初めてだった?」
「はい」
「だからか、いや、もしかしてって思ったけど、すごく嬉しい」
「えっ?」
彼はぎゅっと私を抱きしめた。
「あゆみは俺だけの宝物」
彼の唇と私の唇が重なり、永い時間彼とキスをした。
それから彼は、ゆっくり時間をかけて私の不安を取り除いてくれた。
彼と結ばれたのはそれから程なくの事であった。


ある日彼はパーティーの招待に私を誘ってくれた、久しぶりにおしゃれして出かける事になった、オーダーメイドのドレスなんて初めての事で緊張した。
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