まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
そうしている間に、馬車はスピラー伯爵家の前に到着していた。父が最初に馬車を降りると、集まっている人達の歓声が聞こえてくる。
そういえば、国王がこの地を訪れるのは十何年ぶりだとかいう話を先ほど馬車の中でしていたっけ。
それからテティウスの手を引いた母とナビーシャ、双子、と続いて馬車を降りた。
後ろを振り返れば、先ほどまで居眠りしていたとは思えないほどしゃっきりした顔で降りてきたのはアクィラだ。ゼファルスが続いて、ここに国王一家勢ぞろいである。
「陛下、お越しいただきまして誠にありがとう存じます」
「よい。この祭りを私も家族も楽しみにしていたのだ。イヴェリア嬢」
「ひゃいっ!」
スピラー伯爵は、父よりは少し上、四十歳ぐらいに見える。
少し癖のある茶色の髪をきっちり整え、濃い緑の衣服に身を包んでいた。
そういえば、国王がこの地を訪れるのは十何年ぶりだとかいう話を先ほど馬車の中でしていたっけ。
それからテティウスの手を引いた母とナビーシャ、双子、と続いて馬車を降りた。
後ろを振り返れば、先ほどまで居眠りしていたとは思えないほどしゃっきりした顔で降りてきたのはアクィラだ。ゼファルスが続いて、ここに国王一家勢ぞろいである。
「陛下、お越しいただきまして誠にありがとう存じます」
「よい。この祭りを私も家族も楽しみにしていたのだ。イヴェリア嬢」
「ひゃいっ!」
スピラー伯爵は、父よりは少し上、四十歳ぐらいに見える。
少し癖のある茶色の髪をきっちり整え、濃い緑の衣服に身を包んでいた。