まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
「そりゃ、痛みを感じないようにする処置をしないで魔力を抜いたからに決まってるでしょ。アンタにはちょっとしたお仕置きが必要だわ」

 ナビーシャの言葉に、ぐぅとミケルは唸ってしまった。そのぐらいのお仕置きはあってもいいと、テティウスも思う。
 子供達の中から三人選んで庭を畑に作り変えると、ナビーシャはふぅと前足で額を拭った。何本もの畝(うね)が作られた立派な畑ができている。

「伯爵、アタシからのお願い。土魔術の使える人に、この子達を指導させてちょうだい。アタシが、強引に目覚めさせたから制御の仕方を覚えないと」
「かしこまりました、ナビーシャ様」
「成長促進の魔術も覚えさせてね。そうすることで、味もよくなるし栄養価も高くなるから。時々アタシが抜き打ちで見に来るわよ」

 そこからあとは、話がさくさくと進む。
 まずは、畑に植えるもの。

「芋植えようぜ、芋っ!」
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