この空の下で君への想いを叫ぶ
その様子を眺めていると、突然後ろから腕を掴まれ、柱の影に連れて行かれた。
「…え?小坂くん…?」
腕を掴んできた犯人が小坂くんだとわかり、驚いて目を丸くする。
「邪魔しない方がいいんじゃねぇの?」
「え、あ、たしかに…。そうだけど…」
小坂くんはどうしてこんなところにいるんだろう…?
「莉央ちゃんが行ったあの後、たまたま小坂が通りかかってさ。直前の会話聞いてたみたいで、追いかけねぇの?って聞いてきたんだよ。正直俺はもうこれ以上莉央ちゃんに拒絶されて傷つきたくなかった。だけどあいつがえらそうにこう言ったんだよ。“好きなら相手がどこに行ったって追いかけろよ。おまえの好きはこの程度なのかよ”って。きっと思ったことを思ったまんまに言っただけなんだろうし、なんだよこいつむかつくなって思ったけど、その言葉にハッとしたんだよ。どんなに怖くても、莉央ちゃんのことが本気で好きだから。どこまでも追いかけ続けなきゃいけないんだって」
自分のつま先を見つめながらじっと動かない小坂くんをちらりと見上げる。
…そっか、山崎くんは小坂くんのおかげで背中を押されて今ここに来れたんだ。
「…え?小坂くん…?」
腕を掴んできた犯人が小坂くんだとわかり、驚いて目を丸くする。
「邪魔しない方がいいんじゃねぇの?」
「え、あ、たしかに…。そうだけど…」
小坂くんはどうしてこんなところにいるんだろう…?
「莉央ちゃんが行ったあの後、たまたま小坂が通りかかってさ。直前の会話聞いてたみたいで、追いかけねぇの?って聞いてきたんだよ。正直俺はもうこれ以上莉央ちゃんに拒絶されて傷つきたくなかった。だけどあいつがえらそうにこう言ったんだよ。“好きなら相手がどこに行ったって追いかけろよ。おまえの好きはこの程度なのかよ”って。きっと思ったことを思ったまんまに言っただけなんだろうし、なんだよこいつむかつくなって思ったけど、その言葉にハッとしたんだよ。どんなに怖くても、莉央ちゃんのことが本気で好きだから。どこまでも追いかけ続けなきゃいけないんだって」
自分のつま先を見つめながらじっと動かない小坂くんをちらりと見上げる。
…そっか、山崎くんは小坂くんのおかげで背中を押されて今ここに来れたんだ。