暗闇の星屑、夜明けの太陽
kira☆

キラ、ホントに?

ホントにホストなの?

私を好きだって言ってくれたのは本当?



私はこのままキラを好きでいいのかな?

まだ結婚とかするわけじゃないしね

でもいざ結婚てなったら
キラは私ひとりを愛してくれるのかな?

それより私を結婚相手に選ぶ?

選ばれたいなら頑張らなきゃ?

でも私って負けず嫌いじゃないからな…



友達にも誰にも相談できなかった



どこの学校?

何をしてる人なの?

そう聞かれたら、言えないから



え!キラ…?

学校にいるわけない

私、だいぶキラのこと好きだな…

病気だ



キラのことを考えながら渡り廊下を歩いてたら
ハルちゃんがいた

キラだったらいいのに…



「ハルちゃんそんなとこしゃがんで何してんの?」



「あー、月島
ここに飴が落ちててアリが集ってるんだ
踏まないように…」



「へー…ハルちゃんそんなの見てんの?
ヒマだね
平和だね
幸せだね」



「先生は忙しんだ
世の中、戦争してるとこもある
平和ではない」



ハルちゃんの白衣が
キラのお店のホームページの白いスーツとかぶる

ハルちゃんが一瞬キラに見えた

病気だ



「ハルちゃん、いい病院知らない?」



「月島、どこか悪いのか?
そう言えば、この前、膝に包帯してたな…」



そう言って私の膝を見た



「カサブタになってるな…
痒いか?
カサブタって、カサブタという地域もあって
傷の表面の細胞が死んでできるもので…
ちゃんと消毒しないと菌が…」



私の膝の辺りで揺れる頭が
私の膝の血を舐めたキラとかぶる

キラに会いたい

会いに行こう!



「ハルちゃん、ありがとう
心配してくれてた?
ハルちゃんて、何気に優しいよね」



「何気に…って…
何気という言葉は正式には
何気無く…を略して…」



「ハルちゃん、そんなのどーでもいいよ
私、忙しんだった」



「先生も忙しい
もぉこんな時間か…
月島、気をつけて帰れよ」



立ち上がったハルちゃんが
キラに見える

病気だ



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