暗闇の星屑、夜明けの太陽
ホテルのバーから
男性とふたりでエレベーターにのった



このまま部屋に行くのか

帰るのか



今ならまだ逃げれる



でもちょっと酔ってるから
走れるかな?



逃げたら
もぉ次のバイトないかもしれない

そしたらキラに会えなくなるかな?



そんなのヤダ



ダメなのに…

わかってるのにやめれない



ハルちゃん、どーしよ

先生なのになんでわからないの?

答え出してよ



勉強より大切なことじゃない?



「ツキちゃん…」



男性が身体を触ってきた



「あ…
エレベーターシースルーで外から見えてますよ」



「それくらいの方が興奮するんだよね」



「誰か乗ってくるかもしれないし…」



「そーだね
早くふたりになりたいね」



なりたくない!

やっぱり無理!



ーーー



男性が私の耳元にキスした



マジ無理!



「キャ…」



「ツキちゃん、恥ずかしがっちゃって」



男性に抱きしめられた



ヤ…ヤダ…!



「私、やっぱり…」



ピン…



エレベーターが開く音と人の気配



助けて!



男性から無理矢理離れたら



「イズミ…ちゃん?」



エミちゃんだった



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