エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
◇ ◇ ◇
善次郎のあいさつと乾杯の声で、パーティーが幕を開けた。立食パーティーなので、ドリンクは奥のバーカウンターでおのおの注文するスタイル。中央の長机には大きなアレンジメントフラワーと豪華な料理が並んでいる。
晴馬はロゼシャンパン。美月も自分に合わせて同じものを飲んでいた。
「どう、口に合いそうか? もし苦手だったら、ほかのドリンクをもらってくるよ」
美月が比較的酒に強いことは知りつつも、一応聞いてみる。
「大丈夫。すごくおいしい!」
満足そうな彼女の表情に晴馬も目を細める。
「よかった。それにしても……意外と派手だな」
ぐるりと視線を巡らせて、晴馬はつぶやく。
カジュアルなパーティーと聞いていたのだが、かなりの広さのバンケットルームは大勢の招待客で賑わっている。北原一族の人間はもちろんのこと、政財界の大物も集まっていた。善次郎の交友関係は多岐に渡るので、音楽家や画家、どこでどう知り合ったのかよくわからない人間もいる。
「ねぇ、晴馬。本当に私もいていいのかな? 場違い感がすごいような」
美月は身の置きどころがなさそうに小さくなっているが……この会場内の誰よりも綺麗で、キラキラしていると晴馬は思った。
淡い色の清楚なドレスはよく似合っているし、まとめ髪のうなじがドキリとするほど色っぽい。そう感じているのは、きっと自分だけではないのだろう。彼女に向けられるほかの男たちの視線に晴馬はヤキモキしっぱなしだ。
周囲を牽制するように、グッと美月の腰を抱き身体を密着させる。
「いいに決まってるだろう。美月は俺の妻、北原善次郎の孫娘になるんだから」
「そ、そっか。ありがとう」
ポッと頬を染める様子もかわいらしく、晴馬の顔を緩ませる。
善次郎のあいさつと乾杯の声で、パーティーが幕を開けた。立食パーティーなので、ドリンクは奥のバーカウンターでおのおの注文するスタイル。中央の長机には大きなアレンジメントフラワーと豪華な料理が並んでいる。
晴馬はロゼシャンパン。美月も自分に合わせて同じものを飲んでいた。
「どう、口に合いそうか? もし苦手だったら、ほかのドリンクをもらってくるよ」
美月が比較的酒に強いことは知りつつも、一応聞いてみる。
「大丈夫。すごくおいしい!」
満足そうな彼女の表情に晴馬も目を細める。
「よかった。それにしても……意外と派手だな」
ぐるりと視線を巡らせて、晴馬はつぶやく。
カジュアルなパーティーと聞いていたのだが、かなりの広さのバンケットルームは大勢の招待客で賑わっている。北原一族の人間はもちろんのこと、政財界の大物も集まっていた。善次郎の交友関係は多岐に渡るので、音楽家や画家、どこでどう知り合ったのかよくわからない人間もいる。
「ねぇ、晴馬。本当に私もいていいのかな? 場違い感がすごいような」
美月は身の置きどころがなさそうに小さくなっているが……この会場内の誰よりも綺麗で、キラキラしていると晴馬は思った。
淡い色の清楚なドレスはよく似合っているし、まとめ髪のうなじがドキリとするほど色っぽい。そう感じているのは、きっと自分だけではないのだろう。彼女に向けられるほかの男たちの視線に晴馬はヤキモキしっぱなしだ。
周囲を牽制するように、グッと美月の腰を抱き身体を密着させる。
「いいに決まってるだろう。美月は俺の妻、北原善次郎の孫娘になるんだから」
「そ、そっか。ありがとう」
ポッと頬を染める様子もかわいらしく、晴馬の顔を緩ませる。