私を愛してくれた彼は・・・【Epsode-0】
「「えっ?!優勝すごっ!!」」


「心《ここ》ちゃん、そんなこと言わなの。中学は

俺も同じ場所だったら、絶対に助ける龍平と一緒に。」

「……………ほんと?」


「「うん。」」


「でも……りっくんは……ダメ。……心臓……負担かけちゃう……から……」


「え?」


有栖川の声が漏れた。


「そーんな不安そうな顔しないの。心彩ちゃんに言われたらねぇ、俺、無茶できねーから。


手術しても変わらない、みたいだしね?……叶った方が俺的にも嬉しいけどね?」


「……りっくんに心臓……あげるから……代わりに生きてよ……」


ドナー登録してるからなぁ、お嬢。



「こーら。お嬢。俺らが悲しむから。
それに…俺らも、ずっといるからお嬢の傍に安心して。」



俺が有無を言わさずに言うと解《わか》ってくれるいい子。


「…………うん」



「―――よしっ。帰るか。後で暖には、連絡また入れるわ。」



「了解。この案件、引き受けるわ、組長さんによろしく伝えといて。後、例の件の専属顧問も引き受てもいいよ?」


と言ってくれた。


「ありがとうな、暖。落ち着いたらそっちは暖から話してあげて。組長に。」


「あいよ。その代わり、変なの来たら助けろよ?」


「任せろー?」
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