対テロ特殊部隊【世界特殊部隊スペシャル・エアー・サーヴィスシリーズ】アーサー&ミュラー
*注意(フィクション)
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霧の街。
ロンドン塔を横切り進む。
とある一角には地下、目当てなけパブがあった。
『プロミネンス・アヌビス』
看板にはヘルハウンドと業火のエンブレム。
深夜イギリス霧の街には、ひっそりとした外観。
ロンドンには夜行性があり、スパイすら隠れても誰も、気づく事はない街だ。
重厚な装飾が施された店内のドア。
そこを開けると・・・
眩いばかりのネオンと、騒がしい喧騒がある。
数多多くの多国籍の美女達が、ボンデージテーピングで魅了し、客を誘惑しながら歩き回る。
全裸に厭らしく亀甲縛りでテーピングされ、ポインペイン並にテープで股間すら。
ハイレグに食い込みしたボディ。
豊満な胸すら縛るような食い込みは、エキゾチックな美女ばかりミイラパブのような店だった。
経営者の名前はナイト・ゴールデン・ハウンド
イギリス社交界の裏実業家Aである。
世界教団の数多い秘密結社。
そこの有力実力者の店だ。
教会のアーチ聖堂に懺悔室。
地下に拷問室も。
現地のロンドンっ子なら、知る人ぞ知るパブだ。
多国籍なマントラソングが流れ、神秘的な店内は瀟洒にして豪奢。
アンティーク風のビール樽サーバーが置かれている。
さらに地下の奥にある拷問室を改装したもの。
拷問部屋にある秘密クラブに、よりすぐりで偉ばれた美女達は、世界各国の絶世の美貌と肢体。
男達に媚びりしがみつく妖艶な花々。
表がダンスショーなら、裏の地下はまるで。
アンダーグラウンドであった。
億は下らない宝石に金の鎖で、肢体を絡め着飾らせた女達。
目すら眩い宝石ばかりを身に纏う。
ザワザワ
バイヤー達が、ヒソと嗤う。
まるでモーゼの十戒のように、人混みが割れ道が出来た。