親愛なる魔王の君へ#2~召喚されたので、魔王の側近になります!~
「……久しぶりの人型だな。やっぱり、人型はいいな。悪いな……私たち呪具の化身は試練を受けるものがいる時、その空間内にいる時だけは人型になれるんだ。試練を受けるものの姿になる。今回の場合、お前さんになるというわけだ」
そう言いながら、もう1人の僕は教室に入ってくる。教壇の前で、もう1人の僕は立ち止まった。
「……呼び名に困るだろう。私の名は、ケイ。昔仕えていた主人から頂いた名前だ」
そう言って、もう1人の僕――ケイは、僕を見つめる。
「さて、今からお前さんに1つ問う。お前さんは、なぜたくさんの魔法が使えるようになりたい?」
「……え?」
「はよ答えんか」
「えっと……僕の友だちが、魔法を使っていて……それがかっこよかったから……」
僕がケイからの質問にそう答えると、ケイは「それだけか?」と言った。
「そんな答えじゃ、不合格だな……お主は、心の奥底にある本心に気づいとらん……さっきの問いの、本当の答えを見つけろ。それからだ。試練を受けるのは……あぁ、そうだ。ここがどこか説明してなかったな」
そう言って、ケイはここの説明をしてくれる。
ここは、呪具の化身であるケイが、試練のために僕の前にいた世界を模して作った場所だという。
そう言いながら、もう1人の僕は教室に入ってくる。教壇の前で、もう1人の僕は立ち止まった。
「……呼び名に困るだろう。私の名は、ケイ。昔仕えていた主人から頂いた名前だ」
そう言って、もう1人の僕――ケイは、僕を見つめる。
「さて、今からお前さんに1つ問う。お前さんは、なぜたくさんの魔法が使えるようになりたい?」
「……え?」
「はよ答えんか」
「えっと……僕の友だちが、魔法を使っていて……それがかっこよかったから……」
僕がケイからの質問にそう答えると、ケイは「それだけか?」と言った。
「そんな答えじゃ、不合格だな……お主は、心の奥底にある本心に気づいとらん……さっきの問いの、本当の答えを見つけろ。それからだ。試練を受けるのは……あぁ、そうだ。ここがどこか説明してなかったな」
そう言って、ケイはここの説明をしてくれる。
ここは、呪具の化身であるケイが、試練のために僕の前にいた世界を模して作った場所だという。