隣人同士の恋事情
チンッ!
と音がなり、エレベーターが着いた。
1歩踏み出しエレベーターを降りる。
目の前の光景に……
思考は完全にストップした。
高校生の女の子が、ちょうど蓮の部屋に入っていくところだった。
そんな彼女に、蓮は笑顔で対応している。
蓮はあたしの存在には気付かず、バタン。とドアを閉めた。
「うそ……」
今日行けなかったのは、これが理由?
彼女……いたの?
目の奥が熱くなる。
それを素早く手で拭い去る。
泣くな!あたし!
まだ蓮の口から聞いたわけじゃないじゃない…-!
もしかしたら……ただ単に友達かもしれないし。
それに…!
妹って可能性も残ってるじゃない……。
そうよ。
あたし…蓮のこと信じてるんだから…-