〜ミミコイ〜ミミから始まる10秒間
33~35話
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【Ch.33】
ガチャガチャ……
え、鍵を開ける音?
まだ時間早いけど
りく様帰ってきたのかな?
キッチンからお迎えしようと
玄関に向かうと
「おかえりなさい……って
空さん?!」
「え、ほたるちゃん?
もしかして昨日帰れなかった?」
「あはははは……
実は、色々ありまして」
やましい事は無かったけど
帰れてないのは事実
苦笑いでしか返せない。
「そっか、ごめんよ
置いていった俺にも責任があるね
りくの奴……ほたるちゃんが
よっぽど気に入ったみたいだから
お泊まりコースかなとは思ってたけど」
責任があるとか
そう言いながらも
空さんは
悪戯な笑みで返してくる
昨日は感謝しかなかったけど
さすがにコレは確信犯
ちょっとは反省して欲しい
おかげでこっちは
ノーブラ、ノーパ……
……んんんん?!
「きゃあああああぁ!!」
「え、え、え?
ちょっとほたるちゃん?
急にどうしたの?!」
空さんもビックリしてるけど
私もビックリしてる
もし仮に
こんな所をりく様に見られて
変な誤解されたくない
恥ずかしいし
何より親友の彼氏だし
まいちゃんに
1番誤解されたくない
私はダッシュで
布団に飛び込んで包まる
ボシュ!
「ちょっと、ほたるちゃん!
どうしたの? 大丈夫?」
私を心配して
後を追う空さん
本当に
ビックリさせちゃったな
申し訳ない
ふぅっと一呼吸置いて
空さんに事情を説明しようと
顔を上げると……
「おい、空……
何してんの」
あー……遅かった
こんな時に
早く帰って来ちゃうなんて
いつもより
だいぶ低い声のトーンからして
激おこモードの推し
何も悪くないのに
胸ぐら掴まれてる空さん
1番見たくない光景だった。
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【Ch.34】
事情を話して
ようやく怒りを沈めてくれた推し
私のせいで
とばっちりを受けた空さん
本当にごめんなさい
なんだか
まだピリピリしてる空気に
正直私が泣きたいくらい
「私がお風呂に入らなければ
こんな事には……
本当に申し訳ありませんでした」
「ほたるちゃんは悪くないよ
そもそも自炊家事ほぼ出来なくて
俺に合鍵渡して
やらせてるコイツが悪い」
「無防備なほたるちゃんに
近づいたオマエが悪い」
ええぇぇ……
どうしてそんな流れに?
なんだか2人の関係が
私のせいで
大変な事になりそう
なんとしてでも
仲直りしてもらわないと
「あの……お2人とも
どうか怒りをお鎮め下さい
本当に調子に乗って
お風呂なんてお借りした私が悪いんです
だから……
もう、その辺にしてもらえませんか」
半分涙目になりながら
もう2人にお願いしてる
これ以上関係が拗れないなら
もうなんでもいい。
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【Ch.35】
私の必死の訴えが通じたのか
2人は顔を見合わせて
少しバツが悪そうに
謝ってくれた。
「空、悪かったよ」
「いや、なんか
俺らしくなくて……ごめん」
本当に仲直りしてくれて
とりあえずよかった
「でも、もう合鍵は返すから
自炊家事はこれから
ちゃんと自分でするか
ほたるちゃんにしてもらえよ」
「えっ?! 私ですか?」
何これ
全然よくなかったんですけど
家事自炊は問題ないけど
りく様の家に来放題なんて
そんな……
空さん、最高です!
マジでグッジョブ!!
「だって
これこんなに綺麗じゃん
ほたるちゃん絶対
家事とか料理得意だよね?」
空さんはそう言って
棚をスーっと指でなぞる
「部屋全体見ても
昨日より、すごい綺麗だし
これからご飯作って
りくを待つつもりだったでしょ?」
「そ、空さん……
エスパーなんですか?
全て言い当てるなんて」
「うーん……掃除出来る子は
大体料理も得意って言う
俺の経験談かな
まぁ毎日は大変だろうし
週に何回かでもいいからさ
なんかあれば俺も来るし」
「そうですね……
私の家からだと
車が無いとちょっとキツいし
今、車検出してていないんですよね
仕事もあるし
週末だけなら
私は全然いいんですけど
天川さんが嫌じゃなければ」
「なら仕事やめて
住んじゃえば?」
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【Ch.33】
ガチャガチャ……
え、鍵を開ける音?
まだ時間早いけど
りく様帰ってきたのかな?
キッチンからお迎えしようと
玄関に向かうと
「おかえりなさい……って
空さん?!」
「え、ほたるちゃん?
もしかして昨日帰れなかった?」
「あはははは……
実は、色々ありまして」
やましい事は無かったけど
帰れてないのは事実
苦笑いでしか返せない。
「そっか、ごめんよ
置いていった俺にも責任があるね
りくの奴……ほたるちゃんが
よっぽど気に入ったみたいだから
お泊まりコースかなとは思ってたけど」
責任があるとか
そう言いながらも
空さんは
悪戯な笑みで返してくる
昨日は感謝しかなかったけど
さすがにコレは確信犯
ちょっとは反省して欲しい
おかげでこっちは
ノーブラ、ノーパ……
……んんんん?!
「きゃあああああぁ!!」
「え、え、え?
ちょっとほたるちゃん?
急にどうしたの?!」
空さんもビックリしてるけど
私もビックリしてる
もし仮に
こんな所をりく様に見られて
変な誤解されたくない
恥ずかしいし
何より親友の彼氏だし
まいちゃんに
1番誤解されたくない
私はダッシュで
布団に飛び込んで包まる
ボシュ!
「ちょっと、ほたるちゃん!
どうしたの? 大丈夫?」
私を心配して
後を追う空さん
本当に
ビックリさせちゃったな
申し訳ない
ふぅっと一呼吸置いて
空さんに事情を説明しようと
顔を上げると……
「おい、空……
何してんの」
あー……遅かった
こんな時に
早く帰って来ちゃうなんて
いつもより
だいぶ低い声のトーンからして
激おこモードの推し
何も悪くないのに
胸ぐら掴まれてる空さん
1番見たくない光景だった。
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【Ch.34】
事情を話して
ようやく怒りを沈めてくれた推し
私のせいで
とばっちりを受けた空さん
本当にごめんなさい
なんだか
まだピリピリしてる空気に
正直私が泣きたいくらい
「私がお風呂に入らなければ
こんな事には……
本当に申し訳ありませんでした」
「ほたるちゃんは悪くないよ
そもそも自炊家事ほぼ出来なくて
俺に合鍵渡して
やらせてるコイツが悪い」
「無防備なほたるちゃんに
近づいたオマエが悪い」
ええぇぇ……
どうしてそんな流れに?
なんだか2人の関係が
私のせいで
大変な事になりそう
なんとしてでも
仲直りしてもらわないと
「あの……お2人とも
どうか怒りをお鎮め下さい
本当に調子に乗って
お風呂なんてお借りした私が悪いんです
だから……
もう、その辺にしてもらえませんか」
半分涙目になりながら
もう2人にお願いしてる
これ以上関係が拗れないなら
もうなんでもいい。
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【Ch.35】
私の必死の訴えが通じたのか
2人は顔を見合わせて
少しバツが悪そうに
謝ってくれた。
「空、悪かったよ」
「いや、なんか
俺らしくなくて……ごめん」
本当に仲直りしてくれて
とりあえずよかった
「でも、もう合鍵は返すから
自炊家事はこれから
ちゃんと自分でするか
ほたるちゃんにしてもらえよ」
「えっ?! 私ですか?」
何これ
全然よくなかったんですけど
家事自炊は問題ないけど
りく様の家に来放題なんて
そんな……
空さん、最高です!
マジでグッジョブ!!
「だって
これこんなに綺麗じゃん
ほたるちゃん絶対
家事とか料理得意だよね?」
空さんはそう言って
棚をスーっと指でなぞる
「部屋全体見ても
昨日より、すごい綺麗だし
これからご飯作って
りくを待つつもりだったでしょ?」
「そ、空さん……
エスパーなんですか?
全て言い当てるなんて」
「うーん……掃除出来る子は
大体料理も得意って言う
俺の経験談かな
まぁ毎日は大変だろうし
週に何回かでもいいからさ
なんかあれば俺も来るし」
「そうですね……
私の家からだと
車が無いとちょっとキツいし
今、車検出してていないんですよね
仕事もあるし
週末だけなら
私は全然いいんですけど
天川さんが嫌じゃなければ」
「なら仕事やめて
住んじゃえば?」
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