〜ミミコイ〜ミミから始まる10秒間
48~50話
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【Ch.48】
まいちゃんに
陰キャオタクから
魔法をかけてもらって
空さんに
大丈夫だから前に進めと
背中を押された気がして
私は、もう5年前の
あの日のトラウマから
逃れられたのだろうか?
分からない……だけど
あの日、あの時も……
『もう……大丈夫だから』と
私を救ってくれたあの人を
私が、これからは
支えられたらなんて
烏滸がましいかもしれないけれど
そう出来れば
どんなに幸せだろうか
「2人とも……明日りくに
私の想いを伝えてきます。
だから……もしも、もしも
ダメだった時は、慰めて下さいね?」
「ほたる……
絶対に大丈夫だよ!
私のほたるを振るなんて
ありえないし」
「100%大丈夫だと思うけど
もしも神様のイタズラで
1%引いちゃったら朝まで呑も!
呑んで忘れて
この3人で告白したの
無かったことにして
今みたいに普通に会いに行って
またチャレンジしよ」
まいちゃんも空さんも
いっぱいいっぱい励ましてくれて
ちょっと涙目になりながらも
私は、感謝を伝える。
「……本当にありがとう。
明日は
気合い入れて頑張ってきます!」
2人に翼を
授けてもらったかのように
今とても心が軽くて
明日いい報告が
出来たらいいなと思いながら
私は玄関まで
2人を見送った。
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【Ch.49】
2人をお見送りした後
ふと、スマホを見ると
りくからLimeが届いていて
明日お仕事が終わったら
お迎えに来てくれるそうで
私は、家の位置情報を送った
あれ……でも
2人で呑む予定じゃなかったけ?
私は、呑まずに運転してけばいいし
明日は告白という名の決戦に行くんだから
あんまりお酒とか呑んでから
大事な話するのは
よろしくないよね
てか、まいちゃんと空さんの前では
普通にりくって呼べるのに……
本人の前だと
あんなに緊張しちゃって
「はぁ……明日こそは
冷静に平然と大人の女性になろう!
頑張らないとね」
明日の服装やアクセサリー
メイク道具も準備して
準備万端にして
私は眠りに就いた。
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【Ch.50】
あれ……
この感じ、またあの夢だ。
真っ暗で何も無い
この夢の中の世界
また夢の中の私は
ずっと暗闇の中を歩き続けている
そして今日は
幼い男の子に遭遇した。
「ねぇ、君……どうしたの?」
見た感じは
小学校高学年くらいの子だろうか
何も言わず下に俯いている
夢の中の私が
話しかけても返事は無いし
どうしたものか……
「ひっく、ひっく……」
「え、泣いてるの? 大丈夫?」
「パパもママも
僕の事を見てくれないの」
え……
これはもしかして
私がりくの話を聞いたのが
夢になってしまったんだろうか?
よくよく見たら
目の感じとか
りくによく似てる気がする
この子は
きっと私の想像のりくなんだ
「大丈夫だよ。
今は、すごくツラいけど
君にはこの先
とても頼りになる親友と
その彼女がいて
君の隣には
君を1番に想ってる人が
絶対に現れて
きっと
うっとしいくらいに
その人に愛されるから
淋しさなんか
忘れるくらいに」
そう言って
夢の中の彼を
私は優しく抱き締めて……
そのまま
私の意識は遠のいた。
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【Ch.48】
まいちゃんに
陰キャオタクから
魔法をかけてもらって
空さんに
大丈夫だから前に進めと
背中を押された気がして
私は、もう5年前の
あの日のトラウマから
逃れられたのだろうか?
分からない……だけど
あの日、あの時も……
『もう……大丈夫だから』と
私を救ってくれたあの人を
私が、これからは
支えられたらなんて
烏滸がましいかもしれないけれど
そう出来れば
どんなに幸せだろうか
「2人とも……明日りくに
私の想いを伝えてきます。
だから……もしも、もしも
ダメだった時は、慰めて下さいね?」
「ほたる……
絶対に大丈夫だよ!
私のほたるを振るなんて
ありえないし」
「100%大丈夫だと思うけど
もしも神様のイタズラで
1%引いちゃったら朝まで呑も!
呑んで忘れて
この3人で告白したの
無かったことにして
今みたいに普通に会いに行って
またチャレンジしよ」
まいちゃんも空さんも
いっぱいいっぱい励ましてくれて
ちょっと涙目になりながらも
私は、感謝を伝える。
「……本当にありがとう。
明日は
気合い入れて頑張ってきます!」
2人に翼を
授けてもらったかのように
今とても心が軽くて
明日いい報告が
出来たらいいなと思いながら
私は玄関まで
2人を見送った。
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【Ch.49】
2人をお見送りした後
ふと、スマホを見ると
りくからLimeが届いていて
明日お仕事が終わったら
お迎えに来てくれるそうで
私は、家の位置情報を送った
あれ……でも
2人で呑む予定じゃなかったけ?
私は、呑まずに運転してけばいいし
明日は告白という名の決戦に行くんだから
あんまりお酒とか呑んでから
大事な話するのは
よろしくないよね
てか、まいちゃんと空さんの前では
普通にりくって呼べるのに……
本人の前だと
あんなに緊張しちゃって
「はぁ……明日こそは
冷静に平然と大人の女性になろう!
頑張らないとね」
明日の服装やアクセサリー
メイク道具も準備して
準備万端にして
私は眠りに就いた。
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【Ch.50】
あれ……
この感じ、またあの夢だ。
真っ暗で何も無い
この夢の中の世界
また夢の中の私は
ずっと暗闇の中を歩き続けている
そして今日は
幼い男の子に遭遇した。
「ねぇ、君……どうしたの?」
見た感じは
小学校高学年くらいの子だろうか
何も言わず下に俯いている
夢の中の私が
話しかけても返事は無いし
どうしたものか……
「ひっく、ひっく……」
「え、泣いてるの? 大丈夫?」
「パパもママも
僕の事を見てくれないの」
え……
これはもしかして
私がりくの話を聞いたのが
夢になってしまったんだろうか?
よくよく見たら
目の感じとか
りくによく似てる気がする
この子は
きっと私の想像のりくなんだ
「大丈夫だよ。
今は、すごくツラいけど
君にはこの先
とても頼りになる親友と
その彼女がいて
君の隣には
君を1番に想ってる人が
絶対に現れて
きっと
うっとしいくらいに
その人に愛されるから
淋しさなんか
忘れるくらいに」
そう言って
夢の中の彼を
私は優しく抱き締めて……
そのまま
私の意識は遠のいた。
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