極上の男を買いました~初対面から育む溺愛の味~
「でも俺は煽られた。今日はいっぱい甘やかしたかったのに」

 余裕なくなりそう、と耳元で囁かれ、下腹部がきゅんと甘く痺れる。

 そしてそのまま胸元に顔を埋めた。

「あ……っ!」

 ぺろ、と先端に光希の熱い舌が触れ、ぢゅ、と強く吸い付かれる。
 口内で何度も弾かれると、私の口から嬌声が溢れた。

 ちゅぱりと胸が吸われる音にまでゾクゾクと体が反応してしまう。
 その舌の動きに意識が取られていると、光希の右手がショーツの上から私の蜜口を撫でた。

「もう溢れてる」
「や、言わな……!」
「なんで? 俺は嬉しいのに」

 くちゅくちゅと布越しに刺激が与えられ、思わず体をよじってしまう。
 絶え間なく与えられる快感に足を閉じようとするが、すかさず光希の膝でそれを阻止された。

「解さなきゃでしょ」
「あ、あっ」

 そしてとうとうショーツまでもが脱がされ、一糸纏わぬ姿にされると、膝を左右に大きく開かれ溢れる愛液を舐め取るように光希の舌が媚肉をなぞった。

「ッ!」

 熱い舌が入り口を蠢き、くちゅりとナカへと挿入られる。
 浅いところを刺激され、私の腰がびくんと大きく跳ねた。
 
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