嘘つきな天使と悪魔から溺愛されてます!
「…これは君にとって悪い話ではないと思うよ」



えっ…?




この自称天使の言っている意味がわからなくて思わず天使の方を見てしまった



「あんたの両親やお等が生き返れるかもしれないんだからな!

…あんたの選択次第で」



「そ、れ…それ、本当ですか!?」



信じられない…何度願っただろう。家族が生き返ったらって



「うん。本当だよ?

僕たちは天使と悪魔。人の生命に関することを管理している一族だからね」



「俺たちは何かと引き換えに命を蘇らす事ができるからなっ!」



何かと引き換えに…?



「どうした?怖気づいたか」



「…んな訳無いでしょ

家族が生き返るならなんだってする。それが私の命と引換えでも…!」




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