初恋御曹司と失恋部下の、一夜から始まる甘い恋
彼氏を連れてこいと言ったのはお父さんたちなのに、なんて思っていたら芹くんが不機嫌さを前面に出して「琴葉」と私の名前を呼んだ。
「本当に恭二と付き合っているのか?」
「そうだよ。じゃないと一緒に来ていないでしょ。というか、別に芹くんは居なくてもいいのにどうして居るのよ」
芹くんは実家を出て一人暮らしをしているはずなのにわざわざ帰ってきている。
どうせお父さんから私の話を聞いたからだろうけど。
「どうしてって親父たちだけじゃなく、俺も兄として琴葉の付き合っている男をこの目で見ないと駄目だろう。まさか相手が恭二だとは思わなかったけど」
芹くんはそう言って恭二くんを睨む。
今日は両親に付き合っている人を会わせるという話だったのに、当たり前のように芹くんが口を出す。
「恭二のことは諦めたんじゃなかったのか?」
「芹くんから恭二くんに彼女がいるって聞かされた時に諦めてたよ。だけど、同じ会社で働くうちにやっぱり恭二くんが好きだって思ったの」
まさかの同じ部署な上、私のことを覚えていない恭二くんに再び思いを寄せても辛いだけだ。
だから恭二くんと私は上司と部下、それ以外何もないと自己暗示をかけていた時に幹也と知り合った。
幹也は友達としては面白かったけど、付き合うと思いやりの欠片もない人だった。
「本当に恭二と付き合っているのか?」
「そうだよ。じゃないと一緒に来ていないでしょ。というか、別に芹くんは居なくてもいいのにどうして居るのよ」
芹くんは実家を出て一人暮らしをしているはずなのにわざわざ帰ってきている。
どうせお父さんから私の話を聞いたからだろうけど。
「どうしてって親父たちだけじゃなく、俺も兄として琴葉の付き合っている男をこの目で見ないと駄目だろう。まさか相手が恭二だとは思わなかったけど」
芹くんはそう言って恭二くんを睨む。
今日は両親に付き合っている人を会わせるという話だったのに、当たり前のように芹くんが口を出す。
「恭二のことは諦めたんじゃなかったのか?」
「芹くんから恭二くんに彼女がいるって聞かされた時に諦めてたよ。だけど、同じ会社で働くうちにやっぱり恭二くんが好きだって思ったの」
まさかの同じ部署な上、私のことを覚えていない恭二くんに再び思いを寄せても辛いだけだ。
だから恭二くんと私は上司と部下、それ以外何もないと自己暗示をかけていた時に幹也と知り合った。
幹也は友達としては面白かったけど、付き合うと思いやりの欠片もない人だった。