初恋御曹司と失恋部下の、一夜から始まる甘い恋
年を重ねても仲が良く、私も将来は両親のような関係でいたいなと思うぐらい憧れの夫婦だ。
前に両親の話を聞いたことがある。
お父さんとお母さんは幼なじみでいつも一緒にいて、お互いに好きだったけどそれを伝えることなく些細なことですれ違って離れ離れになった。
その後、大人になってお母さんがお父さんの会社に就職して再会し、紆余曲折あって二人は結ばれた。
しかも、お互いに初恋だったという話をドキドキしながら聞いたんだ。
一度、離れ離れになって、同じ会社に就職して再会したという部分は私と恭二くんと似ている。
違うのは恭二くんの初恋が私ではないことかな?
昔は私の告白も適当にかわされて相手にもされていなかったので、恭二くんと両想いだなんていまだに信じられない時があるけど。
チラリと隣に座っていた恭二くんを見ると目が合う。
彼は笑顔を見せたあと、視線を正面に向けて姿勢を正して口を開いた。
「改めて、今日はお時間を作っていただいてありがとうございます。琴葉さんとは真剣にお付き合いをしていて、将来は結婚も考えています」
「結婚だと?琴葉はまだそんなこと考えてないよな?」
「芹は余計な口を挟まないで。本当ならあなたはこの席に居なくてもいいんだから。シスコンも大概にしないと琴葉に嫌われるわよ」
恭二くんの言葉に誰よりも先に芹くんが反応して声を上げると、お母さんに窘められていた。
前に両親の話を聞いたことがある。
お父さんとお母さんは幼なじみでいつも一緒にいて、お互いに好きだったけどそれを伝えることなく些細なことですれ違って離れ離れになった。
その後、大人になってお母さんがお父さんの会社に就職して再会し、紆余曲折あって二人は結ばれた。
しかも、お互いに初恋だったという話をドキドキしながら聞いたんだ。
一度、離れ離れになって、同じ会社に就職して再会したという部分は私と恭二くんと似ている。
違うのは恭二くんの初恋が私ではないことかな?
昔は私の告白も適当にかわされて相手にもされていなかったので、恭二くんと両想いだなんていまだに信じられない時があるけど。
チラリと隣に座っていた恭二くんを見ると目が合う。
彼は笑顔を見せたあと、視線を正面に向けて姿勢を正して口を開いた。
「改めて、今日はお時間を作っていただいてありがとうございます。琴葉さんとは真剣にお付き合いをしていて、将来は結婚も考えています」
「結婚だと?琴葉はまだそんなこと考えてないよな?」
「芹は余計な口を挟まないで。本当ならあなたはこの席に居なくてもいいんだから。シスコンも大概にしないと琴葉に嫌われるわよ」
恭二くんの言葉に誰よりも先に芹くんが反応して声を上げると、お母さんに窘められていた。