初恋御曹司と失恋部下の、一夜から始まる甘い恋
「このぬいぐるみって……」
恭二くんはその中のピンクのウサギのぬいぐるみを手に取ると、私の方に差し出してきた。
「琴葉、これあげる」
「へ?」
急にどうしたんだろうと思いながらもそれを受け取った。
「実はさ、今日は琴葉がこの宴会場で俺に初めてプロポーズしてくれた日なんだ」
「そうなの?」
「ああ。ホームパーティーで泣いている琴葉に小さなぬいぐるみをあげた後、俺に結婚してって言ったんだよ」
当時のことが蘇る。
恭二くんからぬいぐるみを受け取って『ことはとけっこんして』と言った記憶がある。
もしかしてあの時の再現をするために、わざわざこの宴会場を予約してくれたんだろうか。
しかも、日にちまで覚えていたなんて驚きだ。
「どうしてこの日だって覚えていたの?」
「あのパーティーの前日、うちの会社の対戦ゲームが発売された日なんだ。芹たちがゲームしてたの覚えてない?」
「そういえば夢中でゲームしてた気がする」
三条さんに押されて尻もちをついたときに助けを求めたかったけど、芹くんと柊くんはゲームばかりしていたことを思い出す。
「この前、たまたま過去に発売されたゲームの一覧を見る機会があってそれで思い出したんだ。あ、ちょっとこれはこっちに置いておこうか」
恭二くんは私が手に持っていたぬいぐるみをテーブルに置き直すと、真剣な眼差しで見つめてきて心臓が跳ねた。
恭二くんはその中のピンクのウサギのぬいぐるみを手に取ると、私の方に差し出してきた。
「琴葉、これあげる」
「へ?」
急にどうしたんだろうと思いながらもそれを受け取った。
「実はさ、今日は琴葉がこの宴会場で俺に初めてプロポーズしてくれた日なんだ」
「そうなの?」
「ああ。ホームパーティーで泣いている琴葉に小さなぬいぐるみをあげた後、俺に結婚してって言ったんだよ」
当時のことが蘇る。
恭二くんからぬいぐるみを受け取って『ことはとけっこんして』と言った記憶がある。
もしかしてあの時の再現をするために、わざわざこの宴会場を予約してくれたんだろうか。
しかも、日にちまで覚えていたなんて驚きだ。
「どうしてこの日だって覚えていたの?」
「あのパーティーの前日、うちの会社の対戦ゲームが発売された日なんだ。芹たちがゲームしてたの覚えてない?」
「そういえば夢中でゲームしてた気がする」
三条さんに押されて尻もちをついたときに助けを求めたかったけど、芹くんと柊くんはゲームばかりしていたことを思い出す。
「この前、たまたま過去に発売されたゲームの一覧を見る機会があってそれで思い出したんだ。あ、ちょっとこれはこっちに置いておこうか」
恭二くんは私が手に持っていたぬいぐるみをテーブルに置き直すと、真剣な眼差しで見つめてきて心臓が跳ねた。