離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています〜after storyハネムーン編〜


「お腹、すっかり大きいですね」


 妊娠中の来美さんのお腹は、以前お会いしたときよりも、だいぶふっくらしていた。
 
 庭に張られた日除けの下には、優雅にガーデンチェアが準備されていた。
 ふたり腰を下ろす。
 

「ふふ、もうすぐ八カ月になります」
「もうそんなに。あっという間でしたね。この前、ご報告を受けたばかりだと思ったのに」
 

 来美さんとは、それぞれの家庭でのことや、子育ての話しで盛り上がる。

 特に千秋さんの職場と家でのギャップが信じ難いようで、私がポロリと話してしまう、家での彼のことにいつも興味津々な様子だ。

 今日も庭で遊ぶ子供たちを見ながら、終始会話に花が咲かせた。
 
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