離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています〜after storyハネムーン編〜
――結局のところ、何年たっても私たちは変わっていない。
単純でどうしようもなく千秋さんに惚れている私がいて、そんな私を何枚も上手な彼が甘やかしながら翻弄して――これからもずっとずっと、変わることはないだろう。
「パパ! ママ! みんながお肉焼けたって~!」
だけど、互いと同じくらい……ううん、それ以上に大切なモノは増えていく。
駆け寄ってきた芽依を抱きしめながら、私たちは見つめ合って、微笑み合った。
きっと、これからもっともっと、増えていく。
じっとりした夏風の先に、そんな未来が待っているような気がした。
END――