離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています〜ハネムーン編&afterStory集〜
確かに私もそうかもしれない。
イベントごとを全力で楽しんでいたのは、実家にいた子供の頃だけで、大人になってからはわくわくしながらも、「あ、今年ももうそんな時期かぁ……」とどこか流れるような風景を見ているような気分だった。
また、意識をするようになったのは、千秋さんとこうして過ごすようになってからだ。
まだちゃんとした夫婦になって、いくつかのイベントしか過ごせていないけれど。
ふたりでデートや食事に行ったり、プレゼント交換したりとかして〝自分たちの楽しみ〟となっている。
もちろん、騒ぐのは私が主で、優しい千秋さんはそれに付き合ってくれていると思っていたけれど。
千秋さんからも、私と同じように楽しんでくれていることが伝わってきて、にんまりと頬が緩んでしまう。
初めてふたりで〝夫婦〟として過ごすハロウィン。
素敵なものにしたいなぁ。