【短】6月のキミとメランコリー
「氷雨くんは雨って字入ってるよね」
「うん。だから一緒かなって思ってたんだけど違ったみたい」
「...なんで私の名前知ってたの?
話したこと、ないよね?」
「紫呉さん、学級委員やってるでしょ。この前呼び出しされてたの聞いてたから」
「そう、だったんだ」
___ブーブーッ
突然、私の携帯から音が鳴る。
“母”
画面に表示された文字を見てまたため息が出る。
ちゃんと勉強してるのか、そういった確認の電話だろう。