唯都くんは『運命の番』を溺愛したい
「最初は一目ぼれ。ステージから客席を見たら、木の後ろにポニーテールをゆらゆら揺らすかわいい子がいるなって目に留まって。そのあとなんだよね、琉乃ちゃんのオメガフェロモンのを感じたのは」
「唯都様が……私なんかに一目ぼれだなんて……」
肩で息を吐きながら、かすれ声をなんとか紡ぐ。
「俺を気遣ってくれる琉乃ちゃんが好き。傷ついてほしくないから自分を犠牲にしないで欲しいなって思っちゃうけど、琉乃ちゃんは相手が傷つくぐらいなら自分が傷ついた方がいいって思っちゃうんだよね。犠牲型聖女っぽい心の深さも愛おしくてたまらない」
「聖女だなんて、私はそんなできた人間じゃありません」
「いいよ。今はまだ、俺の深い愛情を信じてもらえなくても」
「……」
「この先二人で過ごす時間の中で、あの手この手でを琉乃ちゃんに教え込んでいくから。こうやってね」
「唯都様が……私なんかに一目ぼれだなんて……」
肩で息を吐きながら、かすれ声をなんとか紡ぐ。
「俺を気遣ってくれる琉乃ちゃんが好き。傷ついてほしくないから自分を犠牲にしないで欲しいなって思っちゃうけど、琉乃ちゃんは相手が傷つくぐらいなら自分が傷ついた方がいいって思っちゃうんだよね。犠牲型聖女っぽい心の深さも愛おしくてたまらない」
「聖女だなんて、私はそんなできた人間じゃありません」
「いいよ。今はまだ、俺の深い愛情を信じてもらえなくても」
「……」
「この先二人で過ごす時間の中で、あの手この手でを琉乃ちゃんに教え込んでいくから。こうやってね」