今夜キミの温もりと。
寒くないけれど…、翔なりに気をつかってくれているのかも。


「いいよー。ひっくっ、私、コーヒー飲みたいなぁ…。ひっくっ」


話の途中にさっきまで泣いていたからか、しゃっくりが出て、うまく話せない。


「はあ?こんな時もコーヒー?今日ぐらいさ、俺が奢ってやるからコーンスープ飲もうぜ!」


コーンスープねー。


翔は好きだよね、昔から。

私も嫌いじゃないんだけど、別にあんまり飲まないって言うか…。



「まあ、奢りなら…」



「よし!じゃあ、買ってくるから、ここのベンチで待ってろよ!」




そう言って、翔は、自動販売機に向かって、走って行った。


……あーあ。

せっかく優馬と別れたことを忘れていたのに…、翔がいないくなるとすぐに思い出しちゃうな。


 

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