今夜キミの温もりと。
ほんと、ケチ…。
意地悪だし、ケチだし最低なんだけど…、
すごく好きなの。
この香り、
声、
仕草、
表情、
詳しく言えば、
目、
鼻、
口、
耳、
全部が懐かしくて、落ち着く。
なんか、こんなに優しくされたら余計泣いちゃうよ…。
ちょうど翔の顔に日が当たって、
どんな顔をしているのかは
わからないけれどきっと、優しい顔をしているんだろうなと思った。
「………」
「……………」
お互い、しばらく無言で気まずい雰囲気になった。
何か言った方がいいかとか、
考えてたら先に口を開けたのは、翔だった。
「なぁ、寒いだろ?自動販売機で温かいもの買わねー?」