お嬢様は“いけないコト”がしたい
素直にそう言った。
だって凄くドキドキとする。
こんなの、凄く凄くドキドキとする。
ドキドキし過ぎて苦しくなっていく胸を空いている手で押さえる。
酔ってしまいそうだった。
まだ一口もお酒を飲んでいないのに、今まで1度もお酒を飲んだこともないから酔っ払うという感覚も知らないはずなのに、深く深く酔ってしまいそうだった。
酔い潰れてしまいそうになる。
こんなの、酔い潰れてしまう。
そんなことを思いながら幸治君を見詰め続けていると、幸治君はグラスを私のグラスにつけ続けたままゆっくりと口を開いた。
凄く真剣な顔で私を見詰め・・・。
「俺は羽鳥さんよりも7歳も年下で。
まだ誕生日も来ていないので8歳ですね、8歳も年下で。」
「うん、そうだね・・・。」
「それに俺は高卒で。
それも定時制の高校を出た高卒で。」
「うん・・・。」
「しかも俺、借金があるんですよね。」
それは初めて知ることなので驚いた。
驚いている私に幸治君は続ける。
何かを必死に私に伝えようとしているのは分かる。
幸治君の雰囲気から、なんだか嫌な予感がした。
でも、続く幸治君の言葉を待った。
待ってしまった。
そしたら、言った。
幸治君が、言った。
「俺は羽鳥さんのことを異性として好きになることは絶対にありません。」
そんなことを宣言され、それには固まる。
「俺は高校生のガキでしたし、羽鳥さんに失礼なことを言いまくったり変な姿を見せたり気持ち悪いガキでもありましたけど、俺も23になったので。
大人の男になりましたので、俺が羽鳥さんのことを異性として好きになることは絶対にありません。」
固まり続けている私に、幸治君は続ける。
凄く真剣な顔をして続けていく。
「だから、俺が付き合います。
羽鳥さんが“いけないコト”をしたくなった時は、俺が付き合います。」
だって凄くドキドキとする。
こんなの、凄く凄くドキドキとする。
ドキドキし過ぎて苦しくなっていく胸を空いている手で押さえる。
酔ってしまいそうだった。
まだ一口もお酒を飲んでいないのに、今まで1度もお酒を飲んだこともないから酔っ払うという感覚も知らないはずなのに、深く深く酔ってしまいそうだった。
酔い潰れてしまいそうになる。
こんなの、酔い潰れてしまう。
そんなことを思いながら幸治君を見詰め続けていると、幸治君はグラスを私のグラスにつけ続けたままゆっくりと口を開いた。
凄く真剣な顔で私を見詰め・・・。
「俺は羽鳥さんよりも7歳も年下で。
まだ誕生日も来ていないので8歳ですね、8歳も年下で。」
「うん、そうだね・・・。」
「それに俺は高卒で。
それも定時制の高校を出た高卒で。」
「うん・・・。」
「しかも俺、借金があるんですよね。」
それは初めて知ることなので驚いた。
驚いている私に幸治君は続ける。
何かを必死に私に伝えようとしているのは分かる。
幸治君の雰囲気から、なんだか嫌な予感がした。
でも、続く幸治君の言葉を待った。
待ってしまった。
そしたら、言った。
幸治君が、言った。
「俺は羽鳥さんのことを異性として好きになることは絶対にありません。」
そんなことを宣言され、それには固まる。
「俺は高校生のガキでしたし、羽鳥さんに失礼なことを言いまくったり変な姿を見せたり気持ち悪いガキでもありましたけど、俺も23になったので。
大人の男になりましたので、俺が羽鳥さんのことを異性として好きになることは絶対にありません。」
固まり続けている私に、幸治君は続ける。
凄く真剣な顔をして続けていく。
「だから、俺が付き合います。
羽鳥さんが“いけないコト”をしたくなった時は、俺が付き合います。」