闇夜の星
「はぁ、最近の子ってひとつ否定されるともう嫌だ、死にたい、人生終わったとか言うけどさぁ
だいたい自分が悪いんだから」


日頃の行いがいいなんて思ったこともないけどそこまで悪いことなんてしてないのに、ただ普通に生きてきただけなのになんでこんなに否定をされる人生になったんだろう。


あの日から全てが変わってしまった。


·····もう、どうでもいい。


「ちょっとちょっと!どこ行くの」


店長の言葉なんて無視して店で仕事をしてるあのババアの所へ向かった。辞めるんだから何をしたっていい。

あたしの人生なんてさっさと終わればいい。


「あら?何やってるの?仕事辞めたんならさっさと消えてくれない?」

持っていた学生鞄を力いっぱい投げつけた。顔へぶつかりそうになりとっさに避けたからそのまま転んだ。

いい気味。無様で滑稽。


「アハハハハハ·····ハハハハ···!」


笑ってやった。あたしの人生を知ったらこういう人間は絶対に笑うから。それに店長に話した家の事情をパートのおばさんたちはいつの間にか影で笑っていたのを知ってるんだから。


「死ねよ·····、死んじまえクソババァ·····!」


我ながら言ってしまったと自覚した。
そのまま店長に捕まえられて“保護者”を呼ばれた。


「人様に迷惑をかけるなんてとんでもないこと·····申し訳ありませんでした!」

「自分の監視下にある子供が問題起こすなんて恥もいいところだもんね」

「私はあなたのために謝ってるの!一緒に謝りなさい·····!」


無理やり頭を押さえつけられて謝られさせた。あたしの方が余程無様で滑稽じゃん。
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