闇夜の星

━━ガチャ━━

静かに玄関を開けると部屋は暗かった。そして急に電気がついて驚くと同時に3人が立っていた。


「あんた、私にどんだけ恥じかかせてくれるワケ?」


理由は娘の愛莉のスマホ画面を見れば一目瞭然だった。

そこにはスーパーのバイトであのおばさんを倒した後に笑ってる姿だ。客の前でやったんだからその中の誰かが撮ってたんだろう。


「わざわざ私が謝罪まで行ったのに学校中で拡散されたらしいわよ?可愛い娘の愛莉が虐められたらどうしてくれるの?」


あたしはその愛莉のせいで虐められてるんだけど。


「今日愛莉から聞いて急いで連絡をしておいたからな
退学させますと 」

「は····?」

「愛莉が学校で浮いた存在になったらどうしてくれるんだ
そのせいでこの子の輝かしい未来が消えてしまうかもしれないんだぞ」

「2人分の学費だって安くないんだから半分にできた方が助かるわぁ」


狂ってる。狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる狂ってる!



「なんでっ····あたしの人生、返せよ!
むちゃくちゃだ····なんなのよ·····っ!」


あとは好き放題暴れようと決めた。コップを投げつけてテーブルを蹴ってまだ暴れようとしたのに、男は拳を握りしめてあたしを殴った。

━━ガッ━━━━━揺れる頭の中で数時間前を思い出した。そうだ、今日は空が綺麗だった。


━ハッ━ハッ━ハッ━━ハッ━━

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