闇夜の星
涙ぐんでるけどおじいちゃんは微笑んでる。おばあちゃんが生きてる頃にしかこんなに笑ってる姿を見たこと無かった。

大人になっても帰ってきていい場所。それは4年間ずっと求めていたものかもしれない。


「本当にいいの?ずっとおじいちゃんと暮らしても」


「二言は無い·····!嬉しいなぁ、冬花にまた会えるなんて····生きとってくれてありがとなぁ」





首を縦に振ると自然にあふれてくる涙は暖かくてあたしにはまだ感情が残っていた。

おじいちゃんに会えてよかった。あたしには家族が残ってた。




━━━━━━━━━━━━━
「じゃあまた明日来るからな
暫くはゆっくり休もう」


おじいちゃんはあたしを気遣ってお昼には帰ってしまった。


「よかったね
おじいさんずっと孫をどうやったら取り返せるか色々調べてたみたい
孫想いだねぇ」


お昼までずっとどうやったら一緒に暮らせるか説明してくれて手続きをするためにも今日はそのまま行ってしまった。
早くそうしてくれるのは正直助かる。
·····もうあの家には戻りたくないから。





「で、なんであんたはまだいるのよ」

「まだおしゃべりしたいから」


布団を頭まで被って無視した。おじいちゃんをわざわざ探してくれるなんて驚いた。
助けてくれたのは感謝してるけどこいつを嫌いなことに変わりは無い。



「····どうせ昔のことを聞いて可哀想とかおもってるんでしょ」


おじいちゃんに会ったんなら話くらい聞いてるに決まってる。
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