闇夜の星
「あの!私が働いちゃダメですか、?」
「んー⋯君、体力あるの?結構ハードだけど」
「追い込まれるほど動きます·····!」
「この仕事としては助かる性格だね
今から夜までだけど平気?」
「もちろんです!」
多分スタッフで言うめちゃくちゃ下っ端だろうけど時給もいいし何より日払いだしいい感じに稼げるかも。芸能関係は好きじゃないけど今日頑張りまくって後日も繋げるようにすれば2ヶ月後に食いつなぐ足しにくらいはなるかも。
相手に絶望して死ぬくらいなら怒りにして抗いまくって自由になりたい。
「早く動いて!」
「あの機材運んで!」
「遅い·····!」
とにかく返事をして動いた。時給がいいだけあるなー、ハードすぎる。家や学校にいるよりもよっぽどいいけど。
「げ·····」
芸能人が誰かすら興味なかったけどよりによって嫌いなアイドルとか·····まぁいいか。関わるきっかけなんて何も無い。
「そこの君、ねぇ、君、黒髪の!」
まさかあたし?振り返ると目の前には嫌いな奴。世界は嫌いな人間で溢れてんなぁ。
「一星、さんですか?」
「俺の名前知ってくれてるんだ
バイトの子でしょ?」
「はぁ」
青い髪に塩顔とでも言うのだろうか涼しそうな笑顔。それに150センチのあたしに対してかなり見上げなきゃいけないほどの高身長。
キラキラとしたアイドルの顔をされても何も響かない。むしろ鳥肌が立つ。
「嫌いなんで話しかけないでもらっていいですか?」
まだ続きがありそうだったから拒否した。
「葉月さーん!こっちの荷物よろしく!」
「はい·····!」
このバイトは給料がいいんだからとにかく繋げれるように頑張んなきゃ。