闇夜の星
「これからは頼れよ」
真っ直ぐな目。
「功真ってほんと良い奴だよね」
「なんだよそれ」
「ははっ····なんか、自分でいられる気がする」
子供の頃のように笑えた気がした。
と言ってもたいして子供っぽくない子供だったけど、それでも昔のままでいられるような、そんな感覚。
「そういえばよくわかったよなぁ通ってる大学」
「気持ち悪いこと言ってたぞ
『葉月ちゃんの為なら出来ないことない』とか
·····お前仕事辞めれば?」
思い出して心底引いてる顔。心配してくれていることは十分に伝わってくる。
「確かに、ある日突然あたしの世界に侵入して『あんたなんて嫌い』って言ったのに救ってくれた
なんか、嫌いじゃなくなってきてるんだよね」
思い返すとかなりヤバいやつかもしれない。
·····そういえば一星はどうしてそこまであたしに構うんだろう。
好きって、いつから?
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「はーづきちゃん♡
お菓子食べよー」
「功真のこと、どうやって見つけたの?」
「前に撮影で大学借りた時に仲良くなった先生がいて、頭のいい学校だったし可能性あるかもって連絡とったら教えてくれた」
「ドヤ顔で言ってるけどプライバシーの問題知ってる?」
「内緒内緒
功真くんも引いてたけど言わないでくれそうだし····悩みを解決しちゃう俺に惚れちゃった?」
ふと一星の顔が近いことに気がついた。一星って、こんなに男っぽい顔だったっけ。
「馬鹿なこと言わないでよ
じゃあさっき呼ばれてたから行ってくる」
━━━━パタン━━━━
「⋯ライバル増やしちゃったかなー」