闇夜の星

2

結局一星に疑問は投げかけられず1ヶ月が経とうとしていた頃、あたしは毎日夢を見出した。


ただ静かにあたしを見つめている母。


恨まれているように感じてしまって動悸が始まる。



夢とわかっているのに、この感情から逃げられない。




そして母があたしに近づきそうになる頃、かならず目が覚める。


1度お茶を飲もうと思いリビングに行って準備してるとおじいちゃんが起きてきた。


「ごめんね、起こしちゃって」



「眠れんのか?」



椅子に座って話を聞いてくれそうなおじいちゃん。言えないよ、お母さんがあたしを恨んでるかもなんて。

分かりやすかったかもしれないけど話を逸らしてしまった。




「お母さんて子供の頃どんな人だったの?」


「昔から····人を助ける子だったなぁ
クラスの子がいじめられたら助けて、自分がいじめられてもやり返すような、少し男勝りだったかもな、ふはは·····」



お母さんはずっと強い人間だったんだろうな。


あたしは暗闇から逃げ出しても、また逃げ出しても、暗闇はずっとあたしを追いかけてくる。






どうやったらこの暗闇は消えていくんだろう。








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「よぉ」

「なんで家主(おじいちゃん)のいない家にあんた(こうま)がいんのよ」

「今日大学が休みでまぁ様子でも見に来てやっかって思ったらお前いないって言っててじいちゃんは知り合いに会いに行くからもし良かったら帰ってくるまでいてくれって」


おじいちゃんの信頼度どうなってんの。


「じいちゃんとは昔から仲良いぞ俺」

「は、嘘だ」


「お前に会いに来てた頃じいちゃんよく散歩行ってたろ?」

「ん?あぁしれっといなくなってたな」

「初めて会ったのはお前ん家に行こうとした時、でそっから冬花の話したらめっちゃ聞いてた
3年くらいは来る度に会ってたぞ」


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