闇夜の星


「ん····、」


寝返りを打つとなんだか頭を置いている場所がが硬い。枕·····じゃ、ない。


少し眩しい気もして目を開けた。
一星と目が合った。あたし、本気で寝ちゃってた?ていうかずっとこの体勢でいたってこと?


「おはよ、スッキリした?」


そんな言葉をかけられて頭がスッキリしたことに気がついた。キリの先に光が透けているような。

キリの先に行くにはどうすればいい?


「一星、に話したいことがある」


緊張しすぎているのか変な喋り方になってしまった。



「じゃあクリスマスの日、あとちょうど1ヶ月後のその日に聞きたい」

「····クリスマスにするような話じゃないんだけど」

「俺もその日話したいことがあるから」



結局そのまま約束してしまった。


クリスマスに一星と2人きりか……。






━━━━━━━━━━━━━━
「ハッピーメリークリスマスー!!!!!」



クラッカーの音と同時に10数名の賑やかな声が弾けたようにクリスマスの呪文を唱えた。


「ごめん、ごめんね?」


小さな声で一星は謝ってきた。こいつに怒っても仕方ない。クリスマスなんて、仕事したらそのまま飲み会的な打ち上げになるもんだ。

数ヶ月も働いていれば大体想像もつく。


みんなただ酒が飲みたいだけだろうけど。
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