闇夜の星
「任せとき!」
涙こらえながら出てきた言葉はそれしか無かった
それから小さな隙間から泣きじゃくるそらちゃんをもらってなぁその時ぎゅっとトキちゃんが手を握ってきたんよ
「お願いします…」
「何がなんでも守るけん、安心しい」
「おばちゃんやったら、安心やわ」
そんな声が聞こえて急いでどこに避難したらいいかも分からんまんま歩き出した時よ
また地震が来て落ち着いた時後ろを振り返ったの
崩れかけてた家は私の家も、トキちゃんの家も、周りも全部壊れていっとった
謝りながら何とか生き抜いたわ
絶対にそらちゃんだけは生きさせんといかん思うてね
それから半年は私と息子夫婦と一緒に避難生活の中で育ててたんやけど親戚やって人が現れて小さい頃トキちゃんにはとてもお世話になってたからその子を育てさせてくださいって
話聞いてたらな?ほんとうにいい人達やった
だから託したんよ
愛されて、愛されて、若い夫婦やったらそらちゃんをまた愛してくれて、トキちゃんの願い通り羽ばたかせてくれるんやないかって
暮らしはどう?今あなたは幸せ?そらちゃんは羽ばたけとる?」
「ありがとうございます…教えてくれて
俺は、今はまだあんまり羽ばたけてないかな
でももっと、自分なりに母が願ってくれたように羽ばたいていきたい」
「うんうん、出来る
そらちゃんならできる」
それからアイドルに違和感を感じてることを事務所に伝えたんだけどなかなか受け入れて貰えなくて…そんな時大きな津波がニュースで流れてきてしばらくしたらアイドルとして支援活動に行くことが決まって、誰かを笑顔にできるのは良かった
震災から助けて貰えたからこそ、誰かの力になれることが。
だけどまたそれが誰かの迷惑になることもわかって、葉月ちゃんの言葉でまた自分と向き合うきっかけが作れた。
涙こらえながら出てきた言葉はそれしか無かった
それから小さな隙間から泣きじゃくるそらちゃんをもらってなぁその時ぎゅっとトキちゃんが手を握ってきたんよ
「お願いします…」
「何がなんでも守るけん、安心しい」
「おばちゃんやったら、安心やわ」
そんな声が聞こえて急いでどこに避難したらいいかも分からんまんま歩き出した時よ
また地震が来て落ち着いた時後ろを振り返ったの
崩れかけてた家は私の家も、トキちゃんの家も、周りも全部壊れていっとった
謝りながら何とか生き抜いたわ
絶対にそらちゃんだけは生きさせんといかん思うてね
それから半年は私と息子夫婦と一緒に避難生活の中で育ててたんやけど親戚やって人が現れて小さい頃トキちゃんにはとてもお世話になってたからその子を育てさせてくださいって
話聞いてたらな?ほんとうにいい人達やった
だから託したんよ
愛されて、愛されて、若い夫婦やったらそらちゃんをまた愛してくれて、トキちゃんの願い通り羽ばたかせてくれるんやないかって
暮らしはどう?今あなたは幸せ?そらちゃんは羽ばたけとる?」
「ありがとうございます…教えてくれて
俺は、今はまだあんまり羽ばたけてないかな
でももっと、自分なりに母が願ってくれたように羽ばたいていきたい」
「うんうん、出来る
そらちゃんならできる」
それからアイドルに違和感を感じてることを事務所に伝えたんだけどなかなか受け入れて貰えなくて…そんな時大きな津波がニュースで流れてきてしばらくしたらアイドルとして支援活動に行くことが決まって、誰かを笑顔にできるのは良かった
震災から助けて貰えたからこそ、誰かの力になれることが。
だけどまたそれが誰かの迷惑になることもわかって、葉月ちゃんの言葉でまた自分と向き合うきっかけが作れた。