おとぎ話と秘密の物語~あべこべ世界で人助けをする事になりました~
「……あれだけ痛かったのに、今そんなにかも」
「マジ? オレ天才かもしれないなっ」
ニカッと笑いながらシェルディは満足そうに頷きました。
シェルディが何を得意としているのか今まではわかりませんでしたが、彼は剣術でも情勢でもなく、人助けに秀でた才能を持っていたようです。
「……“ネージュ”、ごめん」
シェルディは真剣な表情になると、小さく謝りました。
「……なんで、シェルディが謝るの……?」
「いや……だって、オレの親のせいでこんなことになってるだろ? なんか、やだなって」
シェルディは、モヴェーヌという自身の母親が悪いのだと言いました。
シュネージュは恐ろしい目に遭いましたし、日々のモヴェーヌのことも考えると怖くて怖くて仕方ありません。
しかし、目線を変えてみるとどうでしょうか。
モヴェーヌ目線になった時、人に優しくあれるでしょうか。シュネージュの心には、少しばかり悩んでしまう自分がいたのでした。
「僕……は、気にしてない」
シュネージュは首を横に振りました。
「オレが気にするよっ!」
シェルディは掴みかからん勢いで言いました。
「マジ? オレ天才かもしれないなっ」
ニカッと笑いながらシェルディは満足そうに頷きました。
シェルディが何を得意としているのか今まではわかりませんでしたが、彼は剣術でも情勢でもなく、人助けに秀でた才能を持っていたようです。
「……“ネージュ”、ごめん」
シェルディは真剣な表情になると、小さく謝りました。
「……なんで、シェルディが謝るの……?」
「いや……だって、オレの親のせいでこんなことになってるだろ? なんか、やだなって」
シェルディは、モヴェーヌという自身の母親が悪いのだと言いました。
シュネージュは恐ろしい目に遭いましたし、日々のモヴェーヌのことも考えると怖くて怖くて仕方ありません。
しかし、目線を変えてみるとどうでしょうか。
モヴェーヌ目線になった時、人に優しくあれるでしょうか。シュネージュの心には、少しばかり悩んでしまう自分がいたのでした。
「僕……は、気にしてない」
シュネージュは首を横に振りました。
「オレが気にするよっ!」
シェルディは掴みかからん勢いで言いました。