転生した姫君だけど クーデターで下働きな幼女です とほほん

本日のお仕事らしい

本日はお日柄も良く・・じゃなくて

お天気も良く、洗濯日和ですわ ああ、今日も洗濯の重労働

何故、洗濯機がない ないのおお それか、魔法よ魔法!などと哀しく思いつつ
どうにか洗濯も干すのも終えて

「あ、そこの下働き パン作りを手伝いなさい」「は~~~い」

「パンか こっそりくすねようかしら ふふふのふ」などと思う私、リエッタ姫

厨房に入ると・・

「あ・・」数人がパンを作ってます それも数百以上の数・・宴会でもあるのかあああ

ほとんど、戦争ですわん ひいいいい~~~悲鳴を上げつつ

「そこ!小麦粉でこねて、もっと腰や手に力を!!」
「ミルクを持ってこい、まだか!!」

「お前!火が燃え盛るカマドにほおり込まれたいか!さっさとしろお!」
うぎゃう~~~いやん
あ・・小麦粉を被ってしまった

「何やってる! 本当にカマドにほおり込むぞ」

きゃああ、きゃあああんん そんな12歳のか弱い姫をこき使うじゃないいい

「こっちは水と酵母とミルクに卵 まだか!!」怒りの声

「は、はああい 今、行きます」ひいいい~~~涙目モードの私、リエッタ姫



それから 無事に終わりましたわ ふ・・疲れました
皆さん 汗がにじんでますよ 本当にお疲れさまなのです

「よく頑張った これをやろう」コックさんが差し出す 籠には

「あ、ありがとう」もらったのは 甘いジャム入りのパンと・・
果実の甘い煮込み入りコンポートのパン
ちょっと報われた一日でした


そんなボロボロな私の姿を 
涙を浮かべて見ている眼鏡美人な兄さんがいました

あ、メイドちゃんレナもだった。
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