甘い仮面に騙されない!
「あ、ええっと……」
「仲良いよね。 ね? 恋さん」
すると小宮山 錬。
こてっと、首をかしげて。 あざとい感じで。
なっ……。冗談やめてよ。会話に入ってくるな!
思わず横目で奴の表情をうかがうと、お約束の " 表側 " の顔で微笑んできて、震えた。
まさしく無言の圧、って感じ。
「同じれんれん同士で波長合うのかもねえ」
ちょ、お母さん勝手なこと言うんじゃないよ。
「お互いの子どもが同姓同名なんてそれだけでも驚いたのに、まさか歳も高校も同じだったなんてな。俺鳥肌たったよ」
……透さんはなんで涙目なの。
お母さんと透さんがわいわい2人の世界に入ってくところを私は見ることしかできなくて、
シチューの最後の一口を平らげた──直後。
透さんから、爆弾発言が投下された。