再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
「よかった。俺も久しぶりの設計だったから楽しかったんだ。ありがとな」

なんのお礼なのそれー。
てゆうか設計って…。
え、凄くない?
こんなのデザインして設計できるもんなの?
やっぱり丈慈は凄い。

「これからはもっと早く帰れるから」

「え? あ、そういう事? この仕事してたから遅かったって事?」

「ははは。ごめんな?」

えーん。
もっと泣くー。
遅くまでこの為に残って仕事してきてたんだと知って、ますます涙が止まらなくなる。

「無理しないで」

「してないしてない。楽しかったって言ったろ? でも気に入ってもらえて良かった。頑張った甲斐があったよ。はい、これ」

そう言ってキーを渡された。
だからお土産にキーケースだったんだ…

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